ゴルフ情報館 イメージ画像

スポーツニュ…

今年の「全米オープン」ほど、コースについての議論を巻き起こしている大会も少ないだろう。スポーツの会場という意味では、日本の新国立競技場をめぐる論争すらほうふつさせる。中でも土曜日の朝に米ゴルフチャンネルに出演したゲーリー・プレーヤー氏の言葉は辛辣だった。「今まで人生で見た中で、一番不愉快なトーナメントだ」。

今年の「全米オープン」ほど、コースについての議論を巻き起こしている大会も少ないだろう。スポーツの会場という意味では、日本の新国立競技場をめぐる論争すらほうふつさせる。中でも土曜日の朝に米ゴルフチャンネルに出演したゲーリー・プレーヤー氏の言葉は辛辣だった。「今まで人生で見た中で、一番不愉快なトーナメントだ」。
舞台となっているのは、2007年に開場したチェンバーズベイ。ワシントン州シアトルから南に約40マイル(約64キロ)の、ピュージェット湾に面した採掘場跡地にできたリンクス風のパブリックコースで、地元のピアース郡が所有している。

◇海外メジャー◇全米オープン 3日目◇チェンバーズベイGC(ワシントン州)◇7637yd
ムービングデーは上位のスコアが目まぐるしく動き、4人が通算4アンダー首位に並ぶ混戦の展開となった。ジョーダン・スピース、ダスティン・ジョンソン、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、ブランデン・グレース(南アフリカ)が横一線で、勝負の最終日へと突入する。
スピースはメジャー初タイトルを手にした4月「マスターズ」に続く優勝争い。同一シーズンでの「マスターズ」「全米オープン」制覇となれば、ツアー史上6人目の快挙となる。ジョンソン、デイ、グレースは初のメジャータイトルに挑む。

オープンから8カ月で「全米オープン」招致に成功したチェンバーズベイ。この古き採掘場にとって、初ものづくしとなる「全米オープン」開催により、太平洋岸北西部に活気がもたらされる。
チェンバーズベイは多くにとって未知の存在であり、何も証明されておらず、紛れもなく奇妙な物語ですらある。なぜこのコースは「全米オープン」史上、多くの記録を作る立場にあるのか?まだ選手たちはティオフしていないが、初めて太平洋岸北西部で開催される2015年の「全米オープン」は、既に新たな歴史を作りつつある。
ありそうもない常識外れな話に聞こえるかもしれないが、10年前にこのコースは存在しなかった。そして今年、この地で「全米オープン」を開催するって?突拍子もない話だ。この信じがたい話が実際に6月18日から21日にかけてチェンバーズベイで実現しようとしている。

18日(木)に開幕を迎える、2015年のメジャー第2戦「全米オープン」。その開催コースであるチェンバーズベイGCはこれまでの全米オープンの常識を覆すコースとして大きな話題を呼んでいる。
ワシントン州にあるピュージェット湾を望む海沿いのリンクスコース。だが、全英オープンを開催するようなイギリスのリンクスと大きく違う点は30メートルを超える高低差だ。ホールによっては数10メートルの打ち上げ、打ち下ろしとなり選手を悩ませる。さらに、採掘場の上に作られたため硬い地面の上に、フェアウェイにも強い傾斜があるためナイスショットが必ずしも好結果にはつながらない。実際選手達からは不満の声も挙がっているようだ。

全米オープン‐2015

2015全米オープンゴルフ2日目▼松山英樹、貨物列車に馬耳東風バーディ

2015 マスターズ3日目王手のジョーダン・スピースのハイライト

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

↑このページのトップヘ