6年ほど前から主催は考えていたそうですが、ゴルフは奥が深いので、関わるにしても本気でなければならないと思っていたそうです。

老若男女ができるゴルフを通じて、皆さんの気持ちを豊かにしたいという想いやゴルフブームが終わった頃でもあったので、ゴルフ界を底上げしたいという気持ちでゴルフに決めたそうです。

また、ファッションブランドの立場でプロデュースするときに、スポーツの中ではゴルフが一番相性が良いと思ったとのこと。ゴルフの価値とサマンサブランドの価値を重ねることで、双方の価値がされに上がればと考えていたそうです。

その甲斐があってか、サマンサタバサの大会の女性ギャラリーの比率は約26％。トーナメントも行うことでよりサマンサタバサの本気を感じて欲しいと思っているそうです。

LPGA会長の樋口さんからは、当時、サマンサタバサがトーナメントを行う場合は、花火を上げ、ライブやオーディションを行いスポーツエンターテイメントの領域に踏み込みますと伝えると、「是非！新しいことに挑戦してください」と好意的に受け止めてくれたようでした。ただ、初年度はファンから厳しい言葉を掛けられたこともあったそうです。

現在ではゴルフ界やファンにもサマンサタバサというブランドが浸透しています。プロのサポート、アパレルブランドの構築、トーナメントスポンサー、レッスン施設の運営まで行っているサマンサタバサは洋服を売るためにスポンサーをするものとは違った角度でゴルフの世界に関わっています。

サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントはバッグやジュエリーを主に若い女性向けに製造・販売しているブランドメーカー・サマンサタバサの主催、日本女子プロゴルフ協会公認により、茨城県稲敷郡阿見町にあるイーグルポイントゴルフクラブで開催されている女子プロゴルフトーナメント。2014年現在、賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円。

サマンサタバサガールズコレクションレディーストーナメントの特徴は、ファッションショーや人気アーティストのライブなど女性ファン向けのイベントが目白押しで、今やギャラリーの４分の１以上が女性だということです。

ゴルフを始めたのは中学3年生の時。中学2年から社長になろうと思っていたそうで、父親の助言もあり「ゴルフを覚えなきゃ」という気持ちでスタート。
現在は、仕事ではプレーしているが、プライベートでは年に5、6ラウンドくらいまわる。