松山英樹に迫る、アジアアマチュア選手権2位の実力
豪州の名門、ロイヤルメルボルンGCで行われたアジアパシフィックアマチュア選手権。マスターズ出場を懸けた4日間の熱い戦いが幕を閉じた。強風と硬いグリーン、微妙なアンジュレーションが施された難コースを、通算13アンダーという驚異的なスコアで制したのは、地元豪州のアントニオ・マーダカだった。上位4人中3人は豪州選手。その中で、単独2位に日本の堀川未来夢さんが食い込んだ。
アジアアマ終わった!結果は単独2位入賞しました!最後のアジアアマで満足なプレー出来て良かった!夜オーストラリア出発して日本帰ります!次の日から朝日杯だ!頑張ろ!
出典twitter
「マスターズには出たかったから残念ですけど、全英オープンの予選に出られるということで、またそこで経験を積んで自分の糧にしたいですね」(堀川)
アマチュア時代の輝かしい戦績
12mパットを見事に沈め、念願の優勝。はじめて国体に挑戦したのは高校1年生のとき。頂点に立つ姿は「考えられなかった」という憧れの舞台で、表彰台のてっぺんに辿り着いた。
第2ラウンドを終えトップの堀川未来夢(関東アマ)。2年ぶり2度目の本競技優勝を目指しての大会となる。
マスターズ、全英オープンでそれぞれ3勝、世界ゴルフ殿堂入りしたニックファルドが提唱するアジアのゴルフの祭典 「ファルド シリーズアジア」日本大会が、先日行われた。
男子17歳~18歳の部で厚木北高校 堀川未来夢選手 見事優勝
アマチュア時代からプロトーナメントにも出場
2010 キヤノンオープン 95位タイ
2011 ダイヤモンドカップ 93位タイ
2012 ブリヂストンオープン 71位タイ
2013 長嶋茂雄インビテーショナルセガサミー 102位タイ
2014 日本オープン 91位タイ
ファイナルQTは初日トップ。6日間トータル-15の12位で2015年前半の出場権を獲得
日本大学4年の堀川未来夢がスタートダッシュをかけた。朝のうちは雨も小雨で「気にすることなく」プレーすることが出来た。この日はクイーンコースを回り、10番ホールからスタート。12番から3連続バーディで波に乗り、その後も17,1,3,7番とバーディを量産した。
今回、大学4年生は堀川未来夢、竹安俊也、古田幸希、山岡成稔、石渡の5人が出場し、全員が35位以内に入る活躍を見せた。来年のツアーでも若い選手の活躍で盛り上げて欲しい。
プロ入り後、トーナメントでも上位を伺う
今シーズンチャレンジトーナメント開幕戦の『Novil Cup』では22位タイに入り、続くレギュラーツアー開幕戦の『東建ホームメイトカップ』では38位タイと見事予選通過を果たした堀川。
だけど、実は堀川はこの日、“やらかしていた”。伏線は2日目のラウンド終了後。アテスト後にギャラリーに求められるがままに、自身の使用球をプレゼントした。あの人にもこの人にもと配っているうちに手持ちボールは終了。そして、迎えた3日目。「やべ。やらかした。ボールがない」。
スタートが近づいていたため補充することもできず、仕方なく手にしたのはアプローチ練習用にビニール袋にまとめてあった使い古しの練習球。1番ティでの同伴者とのボールのチェックの際には「ボール汚いな(笑)」とツッコまれながら、泣く泣くティオフ。
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