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ゴルファー

サラリーマンにとってのゴルフとは

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サラリーマンにとってのゴルフとは、仕事の一部であり、社内の付き合いに欠かせないもの。
さらには、取引先、接待ゴルフ、社内親睦コンペ、ビジネスの多くのシーンで必要とされてきました。

何年やっても100を切れない・・・!

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「10年も20年もやってるのに、いまだ100を切れない・・・」

「切ったのは10年前の1回だけ・・・」

サラリーマンゴルファーはそんな方々が多いです。

衝動買いで腕時計型のGPSゴルフナビをポチってしまったが100切れない人間の買うものではない気がする

忙しすぎて練習にもラウンドにも行けない・・・お小遣い制でお金も無い・・・

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平日は残業、休日は家族サービス・・・

小遣い制で、道具も買えない・・・

月に何度もラウンドなんてできない・・・

でも、来週は社内コンペ・・・

練習時間もお金も無くて、どうすればいいの!?

@copen_kuni 手取り15万あれば十分養っていけるよ。ゴルフは行けないけどな(笑)だって早く子供もたないと石田純一みたいになるよww

多忙なサラリーマンでも100を切れる!

サラリーマンは多忙で経済難なのに、ゴルフは仕事付き合いに欠かせないという矛盾に陥っています。
ゴルフ人口は年配の方が圧倒的に多く、接待ゴルフで上級者の重役とラウンドするのは珍しくありません。
やはり、失礼にならないよう、最低でも100を切る実力が必要です。
100を切るためには、高い道具に手を出す必要も、毎日何100球も打ち込む必要もありません。
考え方と工夫次第で100を切ることができます。
というより、考え方と工夫次第で100を切れるようになっているスポーツなのです。
以下にその方法を紹介していきます。

①ボギーを狙う

100を切るための核となる考え方です。
パー4のミドルホールであれば、3オン2パットを目標としましょう。
例えば400ヤードの場合、ドライバー200Y、2打目150Y、アプローチ50Y、
の3オンで十分です。
2打目は無理にグリーンを狙う必要が無いので、力が抜けて気楽にスイングできます。
無理に狙えば、力んでダフりやトップ、バンカーに入れば大叩きの危険があります。
ロングは4オン2パット、ショートは2オン2パット
危険を避け、確実に3オンさせましょう。

全てボギーであればスコアは90になります。
全てボギーというのは現実的に難しいかもしれませんが、
例えばその中で、ダボルボギーを5回トリプルボギーを2回叩いたとしても、
99で極端な話100切り達成したことにもなります。
まずは意識的にボギーを狙って下さい。
ボギーが難しければ、まずはダブルボギーを狙ってみましょう。
4オン2パットか、3オン3パットでいいのです。
そして、少しづつダボをボギーにしていけばOKです。

②全てのクラブを短めに持つ

上記の「確実に3オン」させるためには、安定したショットを打つ必要があります。
そのためには、クラブを短く持ち、コンパクトなスイングを心がけましょう。
短く持つと「飛ばないのでは?」と心配になりますが、ミート率が高まり、結果的に飛びます。
長めに持つと、アマチュアは振り遅れたり、きちんと当たらないなど結果的に飛ばせません。
それでも、短く持つと飛距離は多少落ちますので、1クラブ大きめで打ってください。
大きめなので、マン振りせず、コンパクトなスイングで十分です。
特にドライバーは、短く持つことの効果が非常に大きいです。

多くのアマチュアは、自分でスイングを難しくしています。
スイングは、できるだけシンプルに、簡単に、楽なものにしましょう。

③最初のパットはオーバーするように打つ

届かなければ入らない!

ショートして後悔するより、オーバーさせる気持ちで打つ

当たり前のことですが、届かなければ入りません。
オーバー気味に打つほうが、入る可能性は高くなります。
手前に30センチショートするのと、30センチオーバーするのは同じことです。
つまり、オーバー気味に打ったほうが2パットで収まる確率は高まります。
ショートしては悔いも残り、次のホールにも引きずってしまいます。
「本当にオーバーしたらどうしよう・・・」と不安になるかもしれませんが、
次打の心配は、オーバーした時に考えれば良いことです。

④危険は徹底的に避ける

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池はとことん避ける

不安を感じたら勝負はしない

バンカー、池、OBは大叩きの原因になります。
あからさまなくらい、徹底的に避けましょう。
それを実行することで、結果的に①のボギーペースになります。
バンカーに入れる危険を察知した際、グリーンを狙うか、避けるかの2択に迫られます。
その際は、バンカーに入れたらどのくらい大叩きするか試算してみましょう。
不安が払拭できなければ、そのまま狙うべきではありません。
不安が頭の片隅にあると、体が動かなくなります。

⑤同じクラブをできるだけ繰り返し使用する。

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得意なアイアンは一本あれば十分

安定したショットを維持するために、得意なクラブを繰り返すというのは有効な手段です。
例えば、7Iが得意な方は多いと思います。
長めのパー5(500Y)であれば、
1打目:ドライバー 200Y
2打目:7I 140Y
3打目:7I 140Y
残り20~30Yのアプローチでボギーオンできます。

前のショットで使用しているため、一回練習済みという安心感があります。
勿論、ロングアイアンやウッドで出来るだけ近づければ有効ですが、
練習場でまともに打てないクラブは、本番ではさらに打てません。
得意なクラブで確実なショットで出すことの方が、断然重要です。

ゴルフの難しさの一つとして、長さや角度の違うクラブを使い分けることにあります。
初心者ほど、距離に合わせて生真面目にクラブを使い分けようとしますが、
練習時間のとれないサラリーマンにとっては困難なことです。
得意クラブを数本に絞ったほうが、遥かに効果的です。

⑥コースでは考えるべきは「どう打つか」より「どこに打つか」

ラウンド機会が少ないと、ショットに不安が付きまといます。
「体重移動して、脇をしめて、手首の角度は・・・」と考えだしたらきりがありません。
メンタルの弱いサラリーマンゴルファーにとって、考えすぎても良いことはありません。
コース上で「どう打つか」を考えても仕方ないのです。
究極の目的は「どこに打つか、どこに落とすか」です。
スイングに癖があっても、思った場所に落とせれば、その人にとっては理想のショットということになります。
多くのアマチュアは、本で読んだ多くのチェックポイントを意識し、プロのスイング解析を自分にあてはめようとします。
しかし、サラリーマンゴルファーがスイングの仕方を深く追求する必要はありません。
コースに出たら、スイングのことは深く考えず、弾道と落ち所だけ強くイメージしてましょう。
当たった感触、音までイメージしましょう。
スイングのことを考えるより、イメージする方が遥かに良い影響をもたらします。
それでも色々考えてしまう!という方には、1点だけを考えましょう。
お勧めは「ヘッドアップしないこと」。
ヘッドアップの弊害が非常に多いためです。
一点を集中して考えることで、他の雑念を振り払える効果があります。

スイングが球を打つ訳ではありません。
打つのはあくまでクラブで、それを自分なりの打ち方で振ればいいだけの話です。
理想のスイングを追い求めるには、サラリーマンは時間が足りません。
サラリーマンはゴルフが本業では無いので、高度な技術は不要です。
必要なのは100を切る考え方です。
スイングに縛られず、自由なゴルフを楽しみましょう。

⑦練習では、アプローチとトラブルショットを中心に

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コース本番では、練習場のような平らな場所で打つ機会はほとんどない

多くのアマチュアは、練習場で「ドライバーで飛ばす」練習しかしません。
もちろん、飛ばすことはゴルフの醍醐味ですが、ゴルフは「どれだけ飛ばすか」ではなく、「どこに落とすか」が目的です。
ドライバーは使用回数も少なく、「OBにならず2打目が打てる場所」に落とせれば十分です。

逆に、アプローチは「乗せなくてはいけない」ショットであり、2打目のミスをカバーする重要な役目を担っています。
また、グリーンオンの際に2パット圏内に寄せる必要もあります。
ドライバーとは、求められる点数がまるで違います。
洗練すれば、1パット圏内でパーも狙えます。

練習では、50Y、30Yを中心に練習しましょう。
注意点は、練習場は旗を直接狙いがちですが、本番ではピンの手前に落として寄せるはずですので、練習でもやや手前に落とる癖をつけましょう。

もう一つ重要なのは、傾斜でのショットの練習です。
練習場は平らで打ち易いですが、本番では逆に平らな所で打つ機会は少なく、斜面で打つ機会がとても多いです。
多くのアマチュアは「練習場」と「本番」のギャップに苦しんでいます。
対策としては、練習場でつま先にボールかタオルを踏み、つま先あがりの状況を再現してみましょう。
ボールの高さは変わらないため完全な再現にはなりませんが、不安定なトラブルショットを擬似的に体感できると思います。
その不安定な状況で「これ、どうすれば当たるの?」を試行錯誤するのが本当の「練習」です。

傾斜での打ち方としては②に付け加え、手打ちが有効です。
不安定なため体重移動ができないためです。
練習場のようなライで打つことは、本番ではほぼ無いと思ったほうが良いでしょう。

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